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スマートウォッチをGalaxy Watch6に乗り換えた話

 はじめに、この記事はAndroidユーザー向けに書いているため、Appleユーザーには適さないのでご了承ください。

 スマートウォッチを使い始めて約8年くらい経つだろうか。
Androidユーザーということもあり、様々なスマートウォッチを使ってきた。
ここ最近は、AmazfitのGTR4というスマートウォッチをずっと使っている。


Amazfitは、Xiaomi系列のメーカーで、個人的にはスマートウォッチを作るメーカーの中では一番だと思う。
ライバルとして、Huaweiもよく名前が挙がるが、個人的にGoogleと連携できないので候補から外れる。
Amazfitのスマートウォッチは、OSを問わず使えて、ローエンドモデルからハイエンドモデル、スクエア型とラウンド型、ファッションからスポーツまで様々なモデルを取り揃えているので、人にも勧めやすい。
そんなわけで、Amazfit GTR4を愛用してきたが、スマートウォッチとしての性能は申し分ないのだが、ひとつだけ欠点がある。
それは、電子決済ができないことだ。電子決済について少し説明しよう。
電子決済には、Felica決済とNFC決済の2種類がある。
Felica決済の方は、いわゆるおサイフケータイというやつだ。
Felica決済は端末がスリープ状態でも利用できるのに対して、NFC決済は端末を利用している状態でないと使用できないなど、Felica決済の方が利便性が高い。
しかし、Felica決済は日本でしか採用しておらず、世界ではNFC決済の方が主流となっている。
そのため、海外のメーカーのスマートフォンやスマートウォッチをFelica対応とするには、日本のモデルだけ特別にFelicaを搭載する必要がある。
そのため、Felica決済ができるスマートウォッチは、Apple Watch、Garmin、Fitbit、Pixel Watchと種類が限られていた。
個人的には、iDやQUICPayといった残高のチャージを必要としない決済サービスを利用したかったが、AndroidユーザーなのでApple Watchは利用できず、Garmin、FitbitについてはFelica決済はSuicaのみ対応となっている。
実質、選択肢はPixel Watchだけだが、Pixel WatchもiDやQUICPayに対応したのは今年7月の話だ。
つまり、今年7月まで自分の望む電子決済対応スマートウォッチは無かったので、電子決済に対応していないAmazfitを愛用していたというわけだ。
Pixel WatchのiD、QUICPay対応で、満を持してPixel Watchに変えようかとも思ったが、10月に新型が出るとわかっていたため、見送った。
そんな中、8月に今年発売のGalaxy Watch6シリーズがFelica決済に対応することが発表され、発売1週間前にはiDやQUICPayにも対応することがわかった。
スマートフォンはGalaxyを使っていることもあり、新型Pixel Watchではなく、Galaxy Watch6を購入することにした。


 では、実際にGalaxy Watch6を使ってみての感想を書いていく。結論から言うと、電子決済を除けばAmazfitの方が良いと感じた。Glaxy Watch6とAmazfitの比較というよりは、WearOSとZeppOS(AmazfitのOS)との比較になるが、大きく4つの不満を感じた。

1つ目は、バッテリーの持ちだ。
わかってはいたが、バッテリーの持ちが天と地ほど違う。
Amazfit GTR4は画面の常時表示オンで、心拍数等の測定も全部オンにしても余裕で1週間持つ。
Galaxy Watch6だと頑張って2日だ。
ただ、急速充電に対応していること、Galaxy端末であれば、スマートフォンのバッテリーをもらって充電する機能があることなど、Samsung側で工夫はされているので、使い方次第でなんとかなる。

2つ目は、対応アプリの少なさだ。
Wear OSの最大のメリットは、対応アプリを自由に入れられて機能を拡充できることにあるが、思ってた以上に対応アプリが少ない。メリットだと感じていた部分が大したことなかったのでマイナスに感じた。
WearOSは、GoogleのOSなのにGmailアプリすらない。GoogleのOSなのに、Googleのアプリが揃っていないのはいかがなものかと思う。
実は、Amazfit GTR4も独自のアプリがダウンロード出来るようになっており、電卓、メモ帳、ToDoリスト、ナビなどのツールを利用できていた。
それ以外でGalaxy Watch6でのみできることといえば、LINEやメッセージアプリでWatch上で文字を入力することくらいだ。

3つ目は、操作性についてだ。
Galaxy Watch6の方がスクロールの追従やタッチの反応がモッサリしている。おそらく、他のスマートウォッチと比較するとサクサク動く方なのだとは思うが、Amazfit GTR4と比べてしまうと明らかに動きが悪い。

4つ目は価格だ。
自分が購入したGalaxy Watch6 44mmは55,200円だが、Amazfit GTR4は30,000円でお釣りがくる。
上記3つの不満点を考慮すると、価格差と機能差が全く見合っていないことがわかるだろう。

 これだけだと、Amazfit最強という話で終わってしまうので、Galaxy Watch6の良いところも少し触れたいと思う。
一番気に入っている点は、画面の綺麗さだ。画面がめちゃくちゃ綺麗なので、購入したユーザーは是非お気に入りの写真や画像を文字盤にして、常時表示で使用してほしいと思う。
自分の場合、可愛い娘の写真を見ながら生活が出来るので、QOLが爆上がりしている。
もう一つは、体脂肪が測定できること。これは、Galaxy Watch5からの機能なのだが、Galaxy Watch6では、30秒程度で体脂肪が測定できる。
個人的な理由になるが、スマートバスマットという乗ったら体重が測れてWi-Fiでアプリにデータが自動で飛ぶバスマットを使っているのだが、これは体重しか測れないため、Galaxy Watch6で体脂肪の情報を補完できるのは大変助かっている。


 結論として、色々なスマートウォッチを使ってきた身からすると、残念ながらGalaxy Watch6を積極的に勧めることはできない。
もし、人に勧めるのであれば、決済機能が不要なのであれば、Amazfit等の別のスマートウォッチや、型落ちで安くなったGalaxy Watch5を勧めるし、決済機能を重視するのであれば、Pixel Watchが中古で20,000円強あれば買えてしまうので、そちらを勧める。
とはいえ、売り飛ばして別のスマートウォッチに変えるほど悪い製品ではないし、初めてのスマートウォッチとして、Galaxy Watch6を使ったら満足することは間違いない。
人に勧めるには、どうしても価格がネックになってくるというだけだ。
ちなみに、少しでも安く使いたい場合は、2年間レンタルするという方法がある。
auオンラインショップでは、2年使用後に返却すると46,230円(44mmモデル)で借りることができる。
しかも、LTEに対応したモデルであり、auユーザーであれば、追加で数百円払えば、スマートウォッチ単体で電話や通信することも可能なので、スマホを置いて出かけるということができるようになる。
残念ながらdocomoでは、レンタルプランを設けていないため、LTEの利用はおそらくauユーザー限定となるが、Wi-Fiモデルと比較しても購入するより約1万円安く使うことができるので、一つの手だと思う。

 最後に、これから発売される新型のPixel Watchや、XiaomiがWearOSを搭載したスマートウォッチに参入したことで、ユーザーが増えてアプリの開発も活発になり、対応アプリが増える未来を待ち望んでいる。ではまた。
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Xiaomi Smart Band 8 国内発表!進化点と注意点について

 Xiaomiより、Xiaomi Smart Band 8が発表された。


例年であれば、中国で発表後に1ヶ月程度経ってグローバルで発表し、更に数か月後に日本で発表だったが、今年はグローバル版の発表が遅くなり、その翌日に日本発表という流れとなっている。
しかも、本日から発売でなんと5,990円と大変お求めやすい価格になっている。

 Xiaomi Smart Band 8の進化点は大きく3つ。

1つ目は、リフレッシュレート60Hz対応。スマホでは120Hzが普通になりつつあるが、スマートウォッチでは、60Hzに対応していればヌルサクで動く。

2つ目は、急速充電対応。Xiaomi Smart Bandシリーズはこれまで急速充電に対応していなかった。1週間以上バッテリーが持つので不要かもしれないが、睡眠計測のために寝る時も着けておくものなので、お風呂の時間などちょっとした時の充電である程度補えるのはありがたい。

3つ目は、外観的なところでワンタッチバンド交換へ対応した。Xiaomi Smart Bandシリーズはバンドを外しづらいというデメリットがあった。また、ワンタッチでバンド交換できることで、本体をバンドが覆わなくなったことから本体自体の質感を上げて、2色展開とし、バンド自体もオシャレなものを取り揃えている。

 Xiaomi Smart Band 8の注意点は大きく2つ。

1つ目は、コンパニオンアプリが変わる(一部使えなくなる)こと。これまでは、Mi FitnessとZepp Lifeというアプリが使えていたが、Mi Fitnessに一本化される。
Mi Fitnessでは、現状Google Fitとの連携が出来ないので、Google Fitを利用している人は注意してほしい。
また、Zeep LifeではLINEの簡易返信が出来たが、Mi Fitnessでは対応していないので結構不便だ。

2つ目は、バンドの互換性について。
メリットで挙げたワンタッチでのバンド交換は、裏を返すとこれまでのバンドを使えなくなることを意味する。
Xiaomi Smart Bandは4くらいから同じバンドが使えていたので、ちょっともったいない気もするが、7から本体のサイズが結構変わったにも関わらず、無理やり同じバンドが使える状況だったのでそういう意味では良い判断だったかもしれない。

最後に、正直進化点は6から7に比べると大きくない。しかし、5,990円は正直安いので、Mi Fitnessユーザーであれば迷いなく買って良いと思う。自分はGoogle Fitが重要なので、現時点では見送ることにした。ではまた。

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Amazfit GTR 4日本発売!

 先日、簡単なレビュー記事を書いた、Amazfit GTR 4がついに日本で発売となった。


気になる価格は、31,900円(米国では199ドル)と円安の影響を受けた形となっている。
それでも去年のGTR3シリーズの国内価格より安いので、GTR3シリーズをを選択する理由はもう無い。
デザインも良く、所有欲を満たしてくれるものだし、スペック的には電子決済が出来ない以外の弱点は無いので、個人的には、今年1番おすすめのスマートウォッチだ。
スマートウォッチ自体、スペックが頭打ちになってきているが、Apple Watch Ultraや、Pixel Watchが販売されたことで、他メーカーもやる気が出ていることだろうし、来年あたり新しい進化が見られることを期待したい。ではまた。
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今年のスマートバンドは3つの「セブン」に注目!

 近年のスマートウォッチの普及に伴い、低価格帯のスマートウォッチで利用できる機能が高価格帯のものとほぼ同様となってきている。
特に今年は、低価格帯のスマートバンド(本体とバンドが一体化しているもの)のジャンルにおいて、進化が著しい。
その中でも、3つの製品に注目している。
 まず、1つ目が、先日レビューも書いたXiaomiのXiaomi Smart Band 7だ。


細長いディスプレイで着けている感が少なく普段腕時計をしないユーザーにもオススメだ。

 2つ目が、HuaweiのHuawei Band 7だ。


Huaweiの運動や睡眠のトラッキング精度には定評があるので、精度重視の人にオススメかな。

 最後に、発売されたばかりのAmazfitのAmazfit Band 7だ。
アプリを追加することが出来るのでが大きなメリット。残念ながら現時点での公開数は少ないものの、計算機のアプリは結構重宝する。


 この3つのスマートバンドの共通点は「7」が付くというところだ。Amazfit Band 7は、6が存在しないにも関わらず7と付けているので、他の2つを意識して7を付けたのではないかと思う。お互いが意識しているだけあって、スペックも似通っている。3つとも価格帯、GPS非搭載という点も同じだ。
Xiaomi Smart Band 7だけが画面サイズが小さいので差別化出来るが、Huawei Band7 とAmazfit Band 7はほとんど違いがない。
ちなみに、Xiaomi Smart Band 7には日本で販売されていないGPSを内蔵したProモデルがあるのだが、見た目がHuawei Band7 やAmazfit Band 7と同じでこれまた見分けがつかない。
三者三様ではなく、三者一様な気がするが、むしろこれが一つの完成形なのかもしれない。
いずれのスマートバンドを買っても後悔しないと思うので、興味のある方は是非買ってみてほしい。
あ、Amazfit Band 7は今なら公式、Amazon、楽天等で1000円オフなので、買うなら今かもね。ではまた。
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Amazfit GTR 4を購入した話

 先日、海外で発表されたAmazfit GTR4米Amazonで輸入した。

Amazfit GTR4

費用は速達送料込みで32,000円弱だった。速達だけあって、注文から4日で自宅まで配送された。
Amazfit GTR4は、日本では10月に発売予定とされているが、日本で発売するものも米Amazonで発売している物と同じグローバル版だし、価格も輸入した場合と大差ない金額になるであろうことから、早く使えることを優先して購入した。

 使ってみた感想としては、まず、画面のデカさに驚く。最近、小型のスマートウォッチばかり使っていたこともあって、1.43インチの画面に圧倒される。ただ、画面は大きいが、重量は34gと軽い。着けていて存在感はあるが、重さを感じることはそこまでなく、着けたまま寝ることも容易だ。
スマートウォッチについては、機能面では頭打ちに来ているところで、Amazfit GTR 4についても、新機能と呼べる真新しいものは無い。
しかし、完成度は確実に上がっていると感じた。画面が見やすく綺麗になり、回転式クラウンにより操作性は向上、搭載するセンサーもアップグレードされ測定精度が向上している。それでいて定価が199ドルと抑えられている。
唯一の弱点は、電子決済が出来ないことくらいで、それ以外の機能は大体詰め込まれている。
同じZeppOSであるAmazfit GTS 4 Mini では現時点で利用できない、SNSの定型文による簡易返信にも対応していた。
バッテリー持ちについても、起きている間はずっと常時表示にしていて1日10%くらいの消費。なので1週間は余裕で持つと思っていい。
日本では円安のおかげで3万を超えてしまうのが残念でならないが、それでもオススメ出来るスマートウォッチに仕上がっていると思う。日本の価格を期待して待とう。ではまた。

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いーづか

Author:いーづか
Galaxy Z Fold5がメイン機種のガジェオタです。
他媒体で情報収集したことをもとに、伝えたいことや感じたことを書いてます。
また、ガジェット以外でも、自分の好きなものや好きなことをまとめて書いたりもしています。
なお、本ブログはAmazonや楽天、yahoo!のアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。ブログで紹介している商品をリンクから購入される場合は、自己責任でお願いいたします。

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