2022/11/01
出資していたスマートバスマットが届いた話
4月にクラウドファンディングに出資していた、スマートバスマットが先週末届いたので早速使ってみた。
この製品について、改めて簡単に説明すると、体重の測れるバスマットだ。測定値はWi-Fi経由でアプリと連携し、データ化される。
体重測定は、定期的に同じタイミングで同じ格好で測るべきものなので、風呂上がりに測るのはタイミングも格好もベストだと思う。
実際に使ってみたところ、初期設定はアプリに従って行うだけなので、操作に困るなど難しい点は無かった。測定自体も乗って3秒待つとピッと音がするので、それで完了だ。測定結果については、必ずスマホで確認する必要がある。
使ってみて、残念な点が2つ。
1つ目は、体重しか測れないこと。体脂肪率や筋肉量などは測れない。届いてからそれに気が付きショックを受けた。
しかし、よくよく考えてみれば当たり前な話で、体脂肪率などは、測定時に体内に微弱な電流を流し、その流れやすさで測定している。この製品では、体重計と人間の間にバスマットを挟んでいるため、測定が出来ないのだ。
一般的な体組成計でも、靴下を履いた状態では体重しか測定できないので、それと似た状態になっているのだと思う。
ただ、仕方ないとはいえ、この製品は1万4千円弱する。一般販売価格はもっと上がるかもしれない。スマホと連携できる体組成計が5000円程度で買える世の中で、それだけのお金をかけて体重しか測れないというのは残念でしかない。
2つ目の残念な点は、充電について。設置したまま充電ができることに重きを置いた結果だと思うが、充電端子が汎用性のない独自端子であるため、無くしたり故障したりしたら買い直す必要がある。実際のところ、一度充電したら一日の測定回数によって3〜6ヶ月程度は充電しなくていいようだが、それなら尚更汎用性のある端子にしてほしかった。
ただ、コンセントが近くに無い環境でもコンセントに届くように、充電ケーブルは長いものが用意されている。それでも届かない場合は、移動させる必要があるが、本体はめちゃくちゃ重いのでそこは注意が必要。
最後に、現在Xiaomiの体組成計で体重管理をしているが、それを置き換える目的でこのスマートバスマットを購入した。しかし、現状では体重しか測れないため、置き換えることはできそうにない。
今後一般販売するにあたっては、価格や機能などを見直さないと売れないのではないかと危惧している。issin側も体脂肪率等を測る方法を検討しているようなので、ぜひ改善していってほしいと思う。ではまた。
2022/11/02 追記
11月4日より、ビックカメラで一般販売をするとのこと。価格は1万6980円。
2022/12/02 追記
Amazonや楽天でも販売しているようです。